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オグリキャップ




オグリキャップが亡くなりました。


25歳だったそうです。人間にすると、80歳くらいになるのでしょうか。
骨折により倒れ、そのまま亡くなる(安楽死)という、なんともあっけないと言うか儚いと言うか。


何事も、広く、浅くがモットーの私にとって、
競馬に関しても馬や騎手に対してあまり深い思い入れやファンになったりしないものでした。
今でも、いや、今だからこそ競馬について熱く語ったりせず、
熱狂的に応援する馬なども持たずに、比較的クールに、ライトにおつきあいをしている…、
忙しく働いた日曜の夜の、ささやかなお楽しみ程度に楽しんでいる、
今の私にとって競馬はそんな存在なのです。


しかしそれでもおよそ20年の間、毎週のメインレースに一票を投じ続けて来たのは、
やはり競馬と言う深い勝負の世界が好きだったからでしょうね。


そして、この世界に関わるようになったきっかけが、オグリキャップだったのです。


とても、ベタですけどネ。


私のような人はゴマンと居るでしょう。
しかしそれだけ、この馬は偉大だったのです。


とてつもなく強い、名馬と言うわけではない。
しかしこれだけ人気のあった馬はいないでしょう。
とにかくレースっぷりが強烈。
天皇賞、JCと惨敗し、皆がオグリ終わったと思わせての、最後のレース・有馬記念での優勝。
競馬の歴史の語り草として必ずと言って良いほど出る、このドラマティックな引退。


ハイセイコーの人気とはまた違う、競馬をグッと身近なものにしてくれた立役者でした。
なにしろ、私のような人間がのめりこんでしまったのですから。


あまりセンチメンタルになるのやめにしましょう。
オグリに対しても、私のような浅い人間が語ってもしょうがないと思いますので。




写真を紹介したいと思います。

これは、私がバイク乗りだった頃(今もちょっと乗ってますが)、
有給休暇がまともに取れていた時に、一人で北海道ツーリングに行った時に撮った写真です。


mars29.jpg
こんな感じで^^ 16年前、29歳の時ですね。

究極の「行き止まり好き」の私としては、行き止まりまで何十キロでも進んで記念撮影、
そしてまた帰ってくると言う意味の無い事を良くしていました。



ああ、そんな事はどうでもいい。




一番紹介したいのはこの「行き止まり記念写真」の前日に撮りに行った、若かりしオグリの姿なのです。


yushun.jpg
北海道の思い出に、オグリに会いに行ったこの「優駿スタリオンステーション」。






居ました!! オグリ~♪

oguri1.jpg

1994年ですから引退して約4年後の姿ですね。
9歳と言えばまだ現役で走っている馬が居たりしますが、
もうこの頃ですでにオグリの芦毛はさらに白みがかかってきていました。





こっち来た!

oguri2.jpg

あまりにも人なつっこく、オグリが私のところにスリ寄ってくるものですから、
その後は写真を撮るのも忘れて戯れ、遊んでいました。イイ奴だったなぁ。



レースの、勝負の世界から離れたらとてもキュートな、そして優しいナイスガイだったのです。。。





オグリ、ありがとうね。
思い出をくれてありがとう。
競馬と言う世界を教えてくれてありがとう。
君のおかげだ。




安らかに…!







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コメント

[C66] 永遠に…!

素敵な思い出とお写真を紹介して下さってありがとうございます!

marsさんの赤いウエア姿にもドキッとしましたが、このオグリの写真、可愛い~~~♡
明らかにmarsさんの方を見て、笑っています!!!
余りの可愛さに、見とれてしまいました。
馬は人を見分ける能力に長けているので、オグリはmarsさんのことを信頼して心を許してくれたんですね。見る目がありますネ、オグリ!(私と一緒だ!え?)

たくさんの馬が処分されて行く現状の中で、このオグリのように大切にされ、余生をのんびりと過ごすことが出来る事は本当に幸せなことだと思います。偉業を成し終えた彼だからこそ、なのですが。

私にとってはスターオーがいなくなってしまったので、競馬には燃え尽きた後だったのですが、タマモクロスに続き、地方競馬出身の芦毛の馬がJRA育ちのエリートコースを歩んで来た馬達を自らの”チカラ”でごぼう抜きにしてゆく、あの荒削りな走りは衝撃的でした。

>競馬と言う世界を教えてくれてありがとう。
君のおかげだ。

ここを読んで、涙が出ました。
多くの方々が、marsさんと同じように思っていらっしゃる事でしょう。


オグリキャップ、永遠に…!

(天国でサクラスターオーとオグリキャップが一緒に走ってるかも知れませんね☆☆^^)

[C67] ありがとう!

細やかなコメントありがとうございますm(__)m

私としてもあの日、オグリに会ってこのような写真を撮っていなかったら、
今回のポストは書かなかったかもしれませんね。
懐かしかったのと感慨深かったのと、少し、寂しくなってしまったので。。。

そうそう、Kanaさんにとっての一番はサクラスターオーだったのですよね。
まだまだこれから、と言う時でしたから悲しみも大きかったでしょう。

オグリキャップはその点、大往生に近いものがありますから、
時が流れてファンにも落ち着いて受け止められるところは不幸中の幸いだったと思います。

そう、仰る通りオグリには強いだけではなく笠松出身の地方馬が中央に殴りこんで活躍をすると言うドラマ性、少ない芦毛のルックス、アイドル性と全て揃っていた馬でした。

そんな馬はまれな存在。
大半は哀しい末路を辿る厳しく、非情な世界である事は心得ておかなければいけませんね。
だから、私と競馬とはドライな関係を保ち続けているのだと思います。


スターオーもオグリも天国では戦わず、楽しく走り回って欲しいですネ。
  • 2010-07-07 23:02
  • mars
  • URL
  • 編集

[C68] オグリ。

mars師匠、おひさです。

…オグリ…。残念でしたね。

かく申すオイラも、競馬というスポーツへの
入口となった馬なんです。オグリは。

馬主が変わったり、適正距離(中距離?)を
無視したレースを組まれたり、二週連続出走
したり、多くの人間のエゴを背負わされて、
それでも健気に走りましたよね。

いや、それにしてもいいお写真です!
晩年はほとんど白馬でしたけど、この頃は現
役時代を思い起こさせる芦毛のイケメソだー。

合掌。(T-T)
  • 2010-07-09 00:02
  • ヤセガエル
  • URL
  • 編集

[C69] イケメソでしょう?

ヤセガエルさん、どーもありがとうございます。

あ、やっぱりヤセガエルさんもそのクチでしたか。
オグリが入口って言う。ベタ仲間ですね。

そうそう、マイルCS→ジャパンカップの連闘なんて、今では考えられません。
本当に強い馬って言うのは、ローテとか距離とか馬場など関係なく結果が出せるんですよね。
チンケな不安を吹き飛ばして期待に応えられる、オグリもそんな馬でした。

写真、訃報を聞いてフッと思い出したんですよ。あ、そう言えば撮ってたなぁと。
オグリの話なんて数え切れないほどネット上に出ているだろうし、
自分があえて書く必要も無いと思ってましたが、感慨深くなってつい公開してしまいました。


ひとつひとつ時代が終わって行きますなぁ。。。
まぁ、我々は前を向いて、先々に期待をしましょう!

[C231] 中には・・・

中にはこういう感動ぶち壊しな意見もあるのですが、
どうお思いですか?

[C232] それを言っちゃあ…ですね

ハミオさん、書き込みありがとうございます。

yahoo知恵袋の記事(?)読ませてもらいました。
感想としては「何をいまさら?」ですね。

これを書いた人はおそらくまだ10代の子供ではないかと思うほど。
小中学生が友達同士で話すようなレベルの話をネット上でドヤ顔で言われてもねぇ。


元々「感動のラストラン」で感動しているのは人間の方である事など、
そんな事は百も承知、それが前提での話じゃないですか。

それ以前に、サラブレッドは競争に勝つために走ってるわけじゃない。
あれは走ってしまうように人間が創り出した生き物ですわ。

しかし、当然ながら競馬は馬が勝手に走ってレースをしているわけではない。
レースは生産者や調教師、騎手など携わる関係者の努力の結果でもあるわけで。
そんな中で一番注目されがちなのは実際に走った馬、と言う事。

人はひとつの(興味のある)物事に対してさまざまな価値を見出すものなんですよね。
それは人間の欲望の上に成り立っている競馬においても。

おそらく、この人は競馬が嫌いなのでしょう。
美しい話を作り出して競馬のダークな部分をカムフラージュするなとでも言いたいのでは。

ミもフタもない話です。


また気になる記事があったら教えてください。ありがとうございました。

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