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“Lady”(YOU TUBEリンクのみ)
Char関係のアルバムは結構持っていて、それは学生時代に自分がギター・ベース・ドラムスのトリオ・ロック・バンドを組んでいた所も理由ではある。しかしながらチャーとの出会いはもっと前のこと、小学生くらいの頃だったから元々彼の持つ音楽的フィーリングが自分に合っていたのだろう。自分はブラック・ミュージック好きのベースマンだったから、ギタリストであるCharはギター・プレイヤーとしてより、彼の作る音楽の方に興味があったわけだ。
そんな長く親しんできたCharを今回の処分品裁判にかける事は考えていなかったが、やはりどうしてもあまり聴いていなかったCDは存在するわけで、特に3曲前後のミニアルバムやマキシ・シングルはほとんどもう聴くことは無く、すべてファイル化してハード・ディスクに保存しておけば十分ではないかと考えるようになってきた。
さて、フルアルバムの中で今回迷ったのがこのCBA LIVE。早い話がベック・ボガート・アピスの略BBAのベックがCharのCになった限定ライヴなわけだが、これは生で観てみたかった。そんな自分のようなファンの為に発売されたようなチャー・ボガート・アピスのライヴアルバムである。後話でこの限定バンドのティム・ボガートとカーマイン・アピスはあまりやる気を出していなかったとかそれに対しチャーが怒り心頭だったとか言われているが、このライヴを聴く限りではなんの結構熱いライヴが繰り広げられている。
だが、このアルバムに関しては聴き終わった後に消化不良状態に陥るのである。まずは、その内容。ライヴなのに全10曲54分は短すぎる。これは収録できるクオリティの音源がこれだけしかなかったと言うことなのか。(それが前述のやる気云々と関係しているのかどうか)
そして、その構成にも難がある。前半はボガート/アピスが中心となり、チャーがサポートしているような形で、後半はほとんどチャーのライヴになってしまっているように聴こえるのだ。つまり、チャーvsボガート/アピスのような構図になっていて、3人が息を合わせてCBAと言うバンドを確立させているわけではない。しかたがない所だが急拵えの企画ユニット感が否めないのがこのライヴアルバムに現れてしまっているのだ。だからこそこのアルバムは収録できる尺ギリギリ、74分まで音源を詰め込んで欲しかった。BAを数曲、チャーをちょこっとではなく。それだけでこのバンドがCBAたるものであるとともにアルバムに対する評価も変わっていたに違いない。
で、じゃあこのCD処分するの?
いやぁ、ノーです。やっぱり自分はCharが好きだから(笑)。
ここまでコケにしておいて結局そう言うことなのだ。
実はこれが一番言いたかった事かもしれない。
CBA LIVE (2000)
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