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無罪判決④ STEELY DAN




“almost gothic”





まさか、スティーリー・ダンともあろう方々が処分品裁判にかかろうとは、なーんちゃってな立場にたたされたのはこの「two against nature」。2000年発売のアルバムだからこれでももう17年も経っているのね。速いもので。


やはり「Aja」を筆頭として数々の名盤を一度作り上げてしまったアーティストは、いくら才人と言えども再びその名盤を超える事は難しくまた、あえて超えようとはせず新たな道を進む事でアイデンティティを保ち続ける(ように思える)しかないのかな、とも考えてしまうところではあります。自分としては純粋にポップス/ロックであった初期の作品がアルバムごとに高みを目指し、センスと音楽構成力が頂点に達した「Aja」までの作品群がどうしても好きなんですね。久々のオリジナル・アルバムと言う事で購入したこの「two against nature」の音は紛れも無く彼らそのものだし非常に高いレヴェルで構築された音楽であることは認めつつも、頻繁に引っ張り出して聴き続けて行く事のできるアルバムかと言われればそうでもない。その理由は初期の頃のように素直に口ずさめるメロディーではなくなってしまっていたから。もう、(センスの良い)ポップではない。少しは原点回帰してくれても良いじゃないか、とのこちらの思いをあざ笑うかのように、すでにドナルド・フェイゲンが違うステージに立ってしまっていたと言う事なのでしょう。


でも、その後に気持ち良く彼らへのオマージュをアレンジに取り入れた冨田恵一と言う音楽家が現れ、今回聴き直してみてまさにここの時代も使ってたのだなぁ、と感心してしまったので処分見送りに決定。まぁ処分しようにも某所では100円以下で売られているわけでだったら持っていましょう、みたいなところなのですが。





sd-twoagainst.jpg STEELY DAN/two against nature (2000)





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