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Jimmy Herring “The Fez”









2006年に発売されたスティーリー・ダンのギター・トリビュート・アルバム。アル・ディメオラやロベン・フォード、ジェイ・グレイドンにスティーヴ・ルカサーなどそうそうたるギタリストが集まって作られたが、自分が一際目を(耳を?)ひいたのはこのジミー・ヘリングの“The Fez”でのプレイだった。

オールマン・ブラザーズ・バンドに籍を置きながらロックとジャズの垣根を越えて様々なジャムバンドで活動、自らもソロアルバムを2000年代に入って発表している。新進ギタリストと言うにはもはや失礼な、アメリカでは大きな支持を得ているギタリストのようだが、日本では一部のギター・フリークを除きそれほどの知名度もないのはその玄人好みな音楽性からか。

ソロ・アルバムを聴く限り、彼のギター、いや音楽におけるバックボーンはかなり深いものがあるに違いない。そうでなければサザン・ロックの大御所に身を置きつつジャズロックでテクニカルなプレイもこなしてしまうなんて芸当はなかなかできないからだ。ソロ・デビューからわずか5年後、アメリカを代表するギタリストが集結したこのトリビュート・アルバムに名を連ねる事になったのも当然な流れだったのだろう。


しかしこの“The Fez”でのソロ・プレイ。自分としては理想的な、まさにやって欲しいフレーズをこれでもかとたたみ掛けてくれていて当初はゾクゾクしてしまったものだが、彼のソロ・アルバムを知ってからこちらを聴き直してみるとどうやらこれはギター・ソロの教本的に彼が遊んでみたようなプレイだったのではないか、と思えて来る。あまりにもハマりすぎている。お手本過ぎるのだ。



「おいおい、これが俺だと思わないでくれよ。スティーリー・ダンのトリビュートアルバムだって言うからちょっと遊んでみただけさ。」

気持ち良くノッているこちらの姿をよそに彼がニヤニヤしながらつぶやいているようだ。





steerydan-tribute.jpg THE ROYAL DAN A TRIBUTE (2006)









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[C268] 激久

Nさん、確かに激久しぶりですね。覚えてますよ。
ラブライトGETしましたか!CDは今ではお宝ですね。Brazasiaはこの人が本当にやりたかった音が詰まってます。オススメ!

相変わらずMini乗ってるんですよ。車だけは時が止まったままのようです(笑)

[C269] Jimmy Herring

マクラフリンとの対決が今年6月行われました。
マクラフリンに全然負けていないのが素晴らしいです。
ちなみにデニチェンも病からようやく6月復帰しました。
体型も元に戻られたみたいで良かったです。
https://www.youtube.com/watch?v=rTvdcGSrzPo
  • 2015-07-29 17:00
  • 秋田県民
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[C270] スタンリークラーク

話は変わってスタンリークラーク新譜にはG.Dukeに捧げたブラジリアンラブアフェアが入っていましたが、このCDは特に凄いとは思いませんでした。
9月末来日決定しましたが、今回のツアーメンバーは凄いです。若さ、熱気、パワーあふれてます。
見に行く事にしました。
下記映像は1曲目はRTFの第7銀河ですが、2曲目のピアノの勢いが素晴らしい!!!
ドラムも若さ、エネルギー全開!!!
https://www.youtube.com/watch?v=W73T_wKKHRg
  • 2015-07-29 17:08
  • 秋田県民
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[C271] LIVEはイイですね

マクラフリン&ジミー・ヘリングは渋いジャムですね。生で観たらゾクゾク来そうな。デニチェンも含めて各自ソロでしっかり持ち味出してますな。

スタンリーの方はかなり若いメンバー従えてるんですね。確かにピアノが若さ爆発ですね。ちょっと荒いけどこのパワーはベテランには出せないものがあり、これも生で観たら圧倒されてしまいそう。19歳とか言ってましたっけ。

このメンバーで来るんですか?行く価値ありますね~

[C272] Stanley Clark

スタンリークラーク公演行ってきました。
19歳のピアノと21歳のドラムの勢い!若さ!パワー!が炸裂!
それに負けない重鎮が凄かったです。
丁々発止のインタープレイ!
16Beatから4Beat曲が柔軟に変化します。
素晴らしいバンドでした。
そしてG.Duke関連では、Brazilian Love Affair、Mothership Connection、Oh Ohの3曲も演奏しました。
Brazilian~はスタンリーの新譜に入ってますけど、他2曲は入っていません。
なので、G.Dukeトリビュートの意味もあったのかも?
m(_ _)m
  • 2015-10-04 16:59
  • 秋田県民
  • URL
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[C273] LIVE行きたいですね

ライヴレポートありがとうございます。
最近は若いメンバーと一緒にやっているようですね。どんどんイキの良い若手を登用するとよいと思います。
ライヴも行きたいとは思いますが公私共に最近かなり環境が変わってしまいましてなかなか余裕の無い状態です。またレポート聞かせてください。

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