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“from dusk to dawn”
前作からわずか1年で発売された本作は、またガラリと作風を変えて見せた。ズバリ、インストルメンタル・アルバムである。特にここではピアニスト・ジョージ・デュークとしての姿が浮き彫りになっているが、諸作で良く聴けたようなシンセの多重録音によりアイディアをふんだんに盛り込んだ、と言ったものではなく、とてもストレートに鍵盤を弾きこむレコーディングとなっている。フュージョンと言うには落ち着いているし、スムース・ジャズと言うにはジャジーでソロが多い。両者の丁度中間点にあるような作風だ。丁度ジョー・サンプルのセルフ・カバー・アルバムをプロデュースした後と言う事もあり、ピアニストとしての自分をクローズアップさせてみたかったのかもしれない。本人が言うにはこれは夜の時間を意識したアルバムだそうで、仕事が終わって家に戻った時間帯に流れる音楽としたものらしい。その前置きとして1曲目の“rush hour”があり、この曲だけが唯一のテクニカル・フュージョン。朝の慌しさを表したスリリングなナンバーの後にホッと一息つく夜の曲が続いて行くと言った構成になっている。全体的にアダルトな雰囲気のレコーディングでドラムスには古くからの相棒NDUGUが全曲で叩き、ベースも同じく旧友バイロン・ミラーやラリー・キンペル、そしてアコベでクリスチャン・マクブライドが参加。基本的にはピアノ/キーボード、ベース、ドラムス、ギターのみの編成でシンプルに作られている。
after hours (1998)
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