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Rendezvous






“take it on”






飛躍を遂げたエピック・レコードでの最後の作品。これまでデュークが行ってきたレコーディングと比べると、これまで通りポップに徹底してあるが故、とても小粒なトラックの集合体である印象を誰もが持つことであろう。コンセプトとしては「dream on」と同じ流れだが、それをややスケールダウンした感じだ。曲数も9曲とやや少なめ、そのうち2曲は本人ではなくJerry KnightとPIECESのリーダーGeoffrey Leib作によるものだ。レーベルの移籍を考えていた彼としては、このアルバム制作にはそれほど力が入らなかったのだろう。

1984年ともなれば、もうすでにポップ・ミュージックのデジタル化が中心となりつつあった時期でもあり、そんな時にこの地味な作りではウケるはずもなく、これまでの一連のアルバムの中では一番評価の低いものとなる。しかし、ひとつひとつのトラックを抜き出せばメロディーやファルセット・ヴォーカルの美しさなどあまりにも自然体なデュークが浮かび上がってくる。当時としては面白みに欠ける印象があったが、今では安心してジョージ・デュークズ・ポップが楽しめるアルバムと言ったところでもあるのだ。特にラストのクラーク/デューク・プロジェクトによるナンバーからブラジリアン・ミュージックの流れでシメるところなど、これはエピックにおける音楽活動を総括し、むしろ彼らしさをナチュラルに表したアルバムと言えるだろう。




duke-rendez.jpg rendezvous (1984)





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