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Live Tokyo Japan 1983









と、言ったこれまでの音楽活動の流れで、ついにジョージ・デュークは自らのバンドを引き連れてのホール・ライヴをこの日本で行う事となる。1983年の暮れ、12月の事だった。当時アルバイトもろくにしていないような金無し高校生だった自分でも、このライヴだけはチケットを買って行かせてもらった。バンド仲間の同級生を誘ったが、ハードロック好きのメンバーには少々辛い内容だったかもしれない。しかしバンドをやっていく上で自分の音楽のバックグラウンドを知っておいて欲しかったというのもあった。でなけりゃ女の子と行ってたヨ。


このライヴは数多くのライヴをこなしてきたデュークにとっても特別なものであったようで、Videoとして公式に発売された貴重なライヴのひとつとなっている。


確かに、根っからのエンターティナーであるデュークにとって、内容的にもオーディエンスの盛り上がりひとつとっても、いままで駆け足で上ってきた自らの音楽活動の成果として、まさにこの時が「晴れ姿」であった事がわかる。ライヴのオープニングから高揚し、ノッていた彼は本当に楽しそうだった。


こうして振り返ってみると、このライヴはこの時代のものとして大変に画期的な内容だったと思う。“shine on”で知名度が上がった人だったから、求めるものが様々な観客が集まっていたに違いないが、ことクロスオーバー/フュージョンのファンからしてみたらそれまでの演奏テク重視のゴリゴリなインスト・ライヴ的なフュージョンのイメージをガラリと変えてみせた、なんともエンターテイメントなライヴになっていたかと。そこに元々人気のあったチョッパー・ベースプレイヤーのルイス・ジョンソンが加わったのだから強力この上ない。今までの日本ではちょっとお目にかかれなかったスタイルのライヴだったのではないかな。


ツアー・メンバーは

George Duke(key,syth,vo)
Louis Johnson(b)
Paul Jackson Jr.(g)
Stephen Ferrone(ds)
Robert Brookins(key)
Lynn Davis(vo)
Marcy Levy(vo)

いやいや、豪華。


ちなみに自分が観たライヴは上のようにビデオに残っているものとは別の日でしたね。強く覚えているのはオープニングでショルダー・キーボードを弾いている時に音の出が悪くなり困っていたデュークの姿。最後は怒ってそのショルキーをブン投げていましたね。デュークと言えばトラブル、と言うことで、3年前のライヴでもヴォーカルマイクの調子が悪くなっていて、それでも「あーチクショー」みたいな感じで乗り切っていた姿と83年のトラブルがダブッて見えました。





1983live.jpg




ツアー・パンフがまだここに残っていました。懐かしい。

もう二度と生での彼を観ることができなくなってしまったとは・・・




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[C257] 行けなくて残念

私は83年はまだ田舎暮らしだったので、この公演は見ていなくて残念。
就職で上京後見たのが85年1月のこのメンバーでの来日公演。
ルイスジョンソンにポールジャクソンJrが素晴らしい!!!
マーシーレヴィーは確か来なかったけど、他は同一メンバー。
そしてゲストにフィリップベイリー。
この時期彼は2ndソロLP発売していてEasy Lover大ヒット中。
彼の1stをジョージがプロデュースしている関係で連れてきたのか?
ロバートブロッキンスがフィルコリンズ役でデュエットしました。
とにかくエンターテイメントで楽しく超長尺な公演。
このバンドは本当に凄かった!!!。
ルイスジョンソンは今何しているやら?
  • 2014-06-10 10:27
  • 秋田県民
  • URL
  • 編集

[C258] それはこちらも

こちらとしては85年を観ていないので今となっては行っておけばよかったなぁ、と言うところです。
まだEW&Fの勢いがあった頃のフィリップ・ベイリーがゲストならなおさら。83年とはまた違ったさらにエンターテイメントなライヴだったのでしょうね。こちらも残念。デュークの参加した1stはオーソドックスなブラコンでしたがフィル・コリンズProd.の“easy lover”は好きで良く聴いてましたね。懐かしいです。

ルイス・ジョンソン、独特な奏法で一時代を築きましたが、その奏法のみな故、時代に取り残されてしまったプレイヤーでもありましたね。でも今ではそれが新鮮な感覚で受け入れられるかも。また表舞台に出てきて欲しいものです。

[C259] "Remembering George Duke" Tribute Show

6月7日に"Remembering George Duke" Tribute Show Hosted by Al Jarreau & Stanley Clarkeが開催された模様。
出演メンバーはStanley Clarke, Phil Perry, Jeffrey Osborne, Al Jarreau, Dianne Reeves.
John Beasley (keys), Josie James (vocals), Paul Jackson, Jr. (guitar), Byron Miller (bass), Lil' John Roberts (drums), Marcus Miller (bass), Greg Phillinganes (keys).
Youtubeの映像は客席はるか後方からの物は多少ありますが、至近距離からの映像はあまり出ていないです。今の所。
https://www.youtube.com/watch?v=bPAXW3IPHmA
  • 2014-06-16 09:39
  • 秋田県民
  • URL
  • 編集

[C260] いまだに・・・

ナニゲに凄いメンバーが集まりましたね。
ジョージ・デュークが亡くなってもうすぐ1年ですが、いまだに偲びのライヴが行われている事に、彼の大きさと愛されようが伝わって来ますね。

いやいや、この映像、マーカスは相変わらずですが、バイロン・ミラーが絡んで来るところ、地味なソロながら彼らしいフレーズに思わずニンマリ。

「ダブル・ミラー」のベース・バトル、ごちそうさまでした。

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