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THE BRECKER BROTHERS/detente







“don't get funny with my money”by THE BRECKER BROTHERS





元来のブレッカーズ・ファンにはちょっとショックな、もしくはイマいちピン、と来ないアルバムだった事でしょう。白人系の強烈なインスト・アレンジの中に兄弟のホーン・バトルが繰り広げられる持ち味が魅力だったブレッカー・ブラザースが80年になってプロデュースを依頼したのがなんとジョージ・デュークだったのですから。そして作られた音はやはりヴォーカル・ナンバーも入るなんともポップ/ダンサブルな曲の数々。これまでのファンは「この悪行もすべてジョージ・デュークのトチ狂ったプロデュースのせい!」と彼を悪者扱いしたことであろう事は容易に考えられます。が、ちょっと考えてみて下さい。東海岸、NY系のブレッカーズがなぜわざわざ西海岸を本拠とするジョージ・デュークにプロデュースを依頼したのかを。そして、このアルバムに収録されている曲はすべてデュークではなく彼らブレッカー兄弟作による物、さらにバックのミュージシャンもこれまで同様NY系のプレイヤーばかりであると言う事からみても、これはブレッカー兄弟自身が望んだプロデュースであろうと。アルバム後半を聴けばわかるようにこれまでの自分達の音楽姿勢は確固として持ちつつも、今回はソウル・フィーリングを強めた物にしたかった。ポップ・フィールドにもアプローチしたかった。それならそれでNYにもそのようなプロデューサーは居たのでしょうが、飛ぶ鳥を落とす勢いだったジョージ・デュークの力を今回は借りてみたかった、と言うのが本音でしょう。つまり、これはブレッカー兄弟自身が望んだ作りのアルバムだったわけです。


今日はとってもヘタなんだけど、元々結構歌好きのランディ・ブレッカーがリード・ヴォーカルを取るファンク・ナンバー“don't get funny with my money”を。デュークのエレピもしっかり聴けます。




breckers-detente.jpg THE BRECKER BROTHERS/detente (1980)







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コメント

[C245] このLP好きです!!!

Breckersの大昔からのファンですけど、このアルバムに全然悪い印象はありません。
名盤とされているヘビーメタルビバップにもイーストリバーというファンクな曲収められてますし、その前のアルバムにはもっとディスコっぽい曲もあります。
いわゆる実験音楽(最新音楽とのJazz系の融合)みたいなだった感じだったと思います。
でもDサンボーンとの3管の見事なアレンジ等が素晴らしい!!!
この頃からマーカスミラーが登場しますが、彼の登場でベースの音色が一気におしゃれに変わってしまうのが凄いです。
ヘビーメタル~ではニールジェイソンの音色は下品な歪んだ音色でした。(笑)
でも私はそれが好きなんですけどね。
Don't Stop~
https://www.youtube.com/watch?v=2Difs2Xweh8
If You Want
https://www.youtube.com/watch?v=m0kZg5oV1mg
  • 2014-04-06 02:16
  • 秋田県民
  • URL
  • 編集

[C247] me too.です

ヘヴィーメタルビバップ!!自分がブレッカーズを初めて知ったアルバムです。“east river”痛快ですよね。うー!アメリカだ!!って感じで。だからこのアルバムとか1STの印象が強いんですよね彼らは。でも様々なPOPSやファンキーなアルバムのバックでもレコーディングをしていたくらいですから、元々彼らはこうだ!みたいな決め付けはしない方が良いプレイヤーなのでしょう。何をやってもブレッカー兄弟はブレッカー兄弟ですよね。音が独特。
まぁ、1980年ってクロスオーバー/フュージョンが一気に洗練されたヴォーカル物で売りに走っていった頃なので、このアルバムに関してもついついそんな穿った見方をしてしまいます。

まぁ、かく言う自分も好きですけどねこれ。

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