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Reach for it




“searchin' my mind”





そして、デュークのキャリアの中での最大のヒット・アルバム「reach for it」が誕生する。前作からわずか一年も経たずに、下世話な言い方をすれば、彼は「ウケるアルバム」を身につけてしまったわけだ。そう言われるのは本望ではないかもしれないが、彼の性格、音楽の楽しみ方を分かっているからこそ、単に商業的とは捉えるべきでないエンターテイメントを極めたクロスオーバー/フュージョンが完成したと言えるのだ。

ここで収録されたタイトル・ナンバー“reach for it”はまさしくジョージ・デュークの代名詞と言えるファンキー・ナンバー。これはライヴでは必ず歌われる曲で、エンターテイナーの彼としても最後の最期まで歌い続けた。バイロン・ミラー(b)にNDUGU(ds)のリズム隊&女性コーラスとともに強力なバンドとしての活動をし始めた彼にとって、早くもキラー・チューンが生まれた事は幸運と言うほかはない。

余談、このブログでも以前取り上げたのですが(http://groovyhouse.blog20.fc2.com/blog-entry-42.html)、ここに収録された“hot fire”の出だしとEDのフレーズは、日本ではテレビドラマ「大都会 PART3」のオープニングテーマでパクられていた。高橋達也と東京ユニオンの演奏である。なぜそんな事を私が知っているかと言うと、子供心にこのテーマ曲がとてもカッコ良く印象に残っていたからだ。デュークのパクリだと気づいたのはそれから後の事で、アルバムを買い進めて行く内に偶然発見して驚いたわけです。曲の作者はNDUGUなんだけど、デュークのピアノ・フレーズがあればこそのナンバー。こんなところにも感性の同期を見出してしまうのでした。




duke-reach.jpg reach for it (1977)






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