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Liberated Fantasies






“tryin' & cryin'”





「解き放たれた幻想」

邦題が良く考えられていて、時には原題よりも美しさををはなっていた頃のこのアルバムの題名。これと「感性の飛翔」はデュークのアルバム・タイトルの中でベストと言えるでしょう。

前回やや雑多に様々なカテゴリの音楽を詰め込んだところで、今回はそれが整理されて来た印象。とは言え、デュークはデュークなので次に何が飛び出すかはわからないところは変わらず面白いのですが。

“シャイになるなよ”と歌いだすところから始まるこのアルバムは、ひと言で表すなら楽しくなっていると言う事かな。ヴォーカル・ナンバーはもちろんインスト・フュージョンも聴く者を楽しませるアイデアがちりばめられている。そこには、俺の演奏テクを聴いてくれ!では無く俺のミュージック・スピリットを聴いてくれ!と言わんばかりの感性の応酬があるのだ。


しかし、冷静になって考えると、ここまでのデュークの音楽は彼の生み出す音と聴く者のフィーリングが合わないと、なかなかすんなりとは受け入れ難いものであるな、と言う事。

いや、聴き流したり、目ぼしいものだけを抜き出してコンピを作ったりするには重宝かもしれないが、アルバム通して、となると難しい人は多いのではないかな。当然の事ながら、歌なり演奏なり、音楽性なりに、一貫したものがあった方が入り込み易いからだ。

ところが、自分は彼のどんなスタイルの音楽でも全てを受け入れる事ができる。不思議なくらいに。それは、自分の感性がまた、ジョージ・デュークと言う音楽家の感性と一致していたからなのだろうと。もちろんこちらはただ聴くだけの身だが、自分で作る事が出来なかったからこそ、彼のような人の存在を発見した時の嬉しさが大きかったと言う事なのです。デュークと、合う。そんな一人になれた事に感謝したいですね。



duke-librated.jpg liberated fantasies (1976)






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