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出せなかった「solus」













さて、アメリカから1枚ソロアルバムを出していたわけだが、70年代に入ってからの活動を語る上では、やはり彼をデビューさせた独MPSからのリリース作がまず重要なところだろう。

彼の音楽人生の中で、創作力、音楽的なチャレンジ精神、勢い共に一番輝いていたのはやはりここからの70年代MPS~EPIC時代の数作であったと今でも考えている。もちろん本人にしてみれば若気の至りのような時期もあっただろうけれども。


その、MPSからのソロ第1作は「solus」となる予定だったが、SABAレコード吸収合併と重なってしまい、発売が遅れてしまう。

デュークはそれでもレコーディングを続け、「solus」後に吹き込まれた曲とともに2枚組のアルバムにして「the inner source」として発売した。よって、世に出たMPSからのファースト・ソロアルバムはこの「the inner source」と言う事になるのだ。


ひとつの2枚組作品として発売はされたが、デューク本人も「solus」と「the inner source」で収録された曲は分けて考えたい思いがあるようだ。アルバムの裏ジャケを見ると、親切にどちらの録音かわかるよう、曲のタイトルに印がついている。いや、それがなくても確かにレコーディングの古い新しいはわかるのだが、「solus」は比較的まだジャズ色の強い作りで、デューク自身も言っているようにまだローズやウーリッツァーを使い始めた時期の、実験的意味合いが強い。


しかし、ここでは“love reborn”のオリジナル原曲が聴けるのだ。
エレピを使い始めた時期でもアコースティックピアノに立ち返って弾いた、その名の通りの愛らしいナンバー。これはデュークの中でも思い入れがあるようで、何回か録音を変えて数ヴァージョンを作ったり、他のプロデュース作でもカバーさせている。



gduke-innersource.jpg solus[the inner source](1971)







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