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チャンガの復讐












1970年晩秋、この「チャンガの復讐」で、デュークは正式にフランク・ザッパのレコーディングメンバーに迎え入れられる事になる。ジャズの世界にも踏み込んだザッパの音楽は、デュークの加入によってさらに音域の巾が広がり、R&Bの表現法を使う事が出来るようになった。


「重く考えなくていい。白いキャンバスに絵を描くように、自由にやってくれ。」

ザッパはデュークにこう言ったそうである。


デュークが提案したのは皆が次第に熱狂に包まれるような教会音楽(ゴスペル)だった。
レイ・チャールズが持っていたようなpower of music。
そんなソウル・ミュージックをやったらどうかと。

その提案はこのアルバムの2曲目“road ladies”にいきなり現れている。


デューク自身のアルバムでは白人の音楽をカバーし、白人ミュージシャンには黒人音楽を勧める。音楽に囲いを作ってしまう事を否定したい彼にとっては、ザッパはうってつけのミュージシャンだったに違いない。




自分にゴスペルを持ちかけたのはデュークが初めてだとザッパは言い、
彼の音楽に対する挑戦的な姿勢を見抜いた。


新生、マザーズ・オブ・インベンション誕生の瞬間である。







※このアルバムでは個人的にはデュークのピアノソロが際立つフリー・ジャズとロックの融合体インスト“the Nancy & Mary music”~ヴォーカルの入るアメリカン・ロックな“tell me you love me”への流れがツボ。それぞれにデュークも変幻自在に鍵盤を叩いていますね。そして続く“would you go all the way?”ではもうひとつの特技(?)であるトロンボーンも吹いています。彼のけして上手いとは言えない吹き方がコミカルでピッタリなんですね。


chungas-fz.jpg Frank Zappa/Chunga's revenge (1970)









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