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SAVE THE COUNTRY









さてそのデュークにとっても重要な1969年、実は初ソロ・リーダー作のレコーディングも行っている。


ジャン-リュック・ポンティとの活動でその名を広げソロアルバムの話が進んだのかどうかはさだかではないが、ドイツのレーベルから新人カルテットとしてのアルバムを出すのみでほとんど無名に近く、その後3年間サポート・プレイヤーとしての活動だった彼には、やっと自分が主役になる時がやってきたわけだ。


この頃のジョージ・デュークはまだ、いちジャズ・ピアニスト。プレイ・スタイルもアグレッシブではありながら、まぁオーソドックスな鍵盤弾きといった感じだが、今このアルバムを聴き直してみると、やはりこの時代なりに尖がっていたのだなぁ、とニヤニヤさせられる。そうだ、ポンティとのライヴで嫌々弾く事になったエレピをこのアルバムから使うようになった。


収録曲はカバーとオリジナルが半々だが、オリジナルは格好は良いけれどまぁごく普通のメインストリーム・ジャズ。しかしカバーはローラ・ニーロやビートルズ、ジュディ・コリンズなど白人ポップ/ロックばかりだった。

今考えるとレイ・チャールズやジェームス・ブラウン、もしくはスライ/ストーンあたりの(彼自身も好きな)
ソウル、もっと黒い音をやっても良さそうなものだが、これはあえて意図したものであろう。


この時代は黒人は黒人音楽を、白人は白人の音楽をやるのが当たり前だった。そうでなければリスナーからソッポを向かれかねない時代。しかし、その中でも比較的黒人と白人の垣根が無かったのがジャズの世界だったのだ。


デュークはその白人達から大いに音楽的影響を受けつつ、黒人に媚を売って活動するような狭い範囲で音楽をしたくなかったと言う姿勢がこのアルバムに表れているように思えるのだ。


現にフランク・ザッパも、ザッパとのキューピッド役となったジャン-リュック・ポンティもデュークがこの頃活動を共にしたのは白人が多かった。


タイトル・ナンバーの“save the country”はローラ・ニーロの曲だが、最後の破壊的なシメ方がなんともデュークらしい。もうすでにここで並のジャズ・ミュージシャンではない所を見せつけられましたね。


ちなみにやけにロックしているギターが入っていますね。これはドン・エリスのバンドで活動を共にした若きジェイ・グレイドン。その後の活動は音楽的にも対照的になって行きますが、意外と人に歴史ありが実感できる面白いアルバムでもあります。




gduke-save.jpg save the country (1970)








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