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無罪判決⑧ Byrne & Barnes




“keep on running”





今回、裁判のテーブルに乗ったCDはバーン&バーンズ。
購入した当時は何故か自分に響くものが無かったのか、もう何年も聴かずに放置していたものだった。
しかし、今回あらためて全体を通して聴いてみると、実に味わいのあるアルバムであることに気付かされた。
これは1981年発表の、所謂AORが最盛期を迎えていたそのリアルタイムな空気感を秀逸なメロディーとともに思い起こさせてくれる貴重なアルバムのひとつとしてこれからも語継がれて行くに違いない。
このアルバムがそれほど重要視されないのは、ウエスト・コーストのミュージシャンが参加してないからなのでしょう。そう。これは何を隠そうマッスル・ショールズ産のアルバムだった。スワンプの南部田舎町でAOR。そんなイメージを覆すものがここにはある。どんなプレイヤーがバックにいるのか、から、自分にとって良い音楽とは何か、と言う選択に変わって来た方々ならきっと愛すべき一枚となるに違いない。


と、ここまで無罪判決を言い渡してきて気が付いた。
裁判対象となるアルバムは白人アーティストがほとんどである。
やはり自分は基本的にブラック・ミュージックが好きなのだな。
いや、ブラックでダメなのはハッキリと白黒つけられてしまうとも言えるのですが。



byrneandbarnes.jpg Byrne and Barnes/an eye for an eye (1981)




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無罪判決⑦ Richie Kotzen





“reach out I'll be there”by Richie Kotzen






リッチー・コッツェンのアルバムが段ボールの隅から現れた。
ああ、そうだ確かに買っていたなぁと。そんなのばっかりである。


若い頃は別として、ロック系のアルバムはもうすでに買う事はほとんどなくなっていたはずだが、それでも彼のアルバムを買ったのは、たしかかなりファンキーだったような印象があっただろうか。たしか、なんて言うくらいだからそれこそ買った当時に数回聴いただけで、あとは計算すると20年以上聴いていなかったと言う事になる。当然、今回もジャッジの対象になるアルバムと言う事になった。


再生してみる。いやぁ、なんとも痛快だな。
全編ヴォーカル入りのハードロックなのだが、ソウル・クラシックの“reach out I'll be there”なんて曲をカバーしてしまうくらいだから、ファンク/ソウル/ブルースとハードロックをフュージョンしたギター/ヴォーカル・アルバムと言ったらなんとか音を想像していただけるだろうか。ギターの腕もさることながら、こうしたバックグラウンドに深みを感じる音楽スタイルを持つアーティストは自分好みのタイプなわけで。ギター/ベース/ドラムスのトリオ編成と言うのもイイね! 毎日戦うリーマンとしてはあらためて戦意を湧き上がらせるための音楽としてipodにも入れたくなった。


仕事の後には聴きたくないが。疲れそうだから(笑)



RichieKotzen.jpg Richie Kotzen/mother head's family reunion (1994)



無罪判決⑥ PLANET3




“I don't want to say goodnight”





ジェイ・グレイドンにクリフ・マグネス、グレン・バラードと言った80年代のAOR/POPS界を支えた面々が組んだユニットということで持っていたCDでしたが、時すでに90年代、2000年、21世紀ともなるとかなり自分の嗜好とは乖離してくるわけで。やっぱりジェイはエアプレイのカッ飛んでいた頃が頂点だったなぁ、なんて感じでここ10年以上もおきざりにしていたアルバムだったのでここでついに裁判にかかったのがこの1990年に発売されたPLANET3でした。


聴き直してみれば、あ、なかなかイイじゃないですか。
アルバム冒頭の“born to love”でデジダル機器のチープさが目立ってしまい、この「つかみ失敗」がこのアルバムの印象を下げてしまっていたのですが、実はこのユニットが繰り出す音楽の本番はその先にあるアルバムであったと。


どちらかと言えばまだ80年代の名残を十分に残してくれているメロディアス・ロック/ポップと言ったところで、特にこの“I don't want to say goodnight”は旧き良きAORマナーに従ったメロディー展開のグッド・チューン。この曲だけは「永遠の夜を君と」なんて邦題がつけられているくらいでやはり発売側も重きを置いた曲だったのだなと。どこかあのヒット曲を連想してしまうような思い通りの盛り上げ方をしてくれるところが嬉しかった。

と、言うわけでこの度めでたく無罪判決とあいなりました。良かったネ!





planet3.jpg PLANET3 (1990)


無罪判決⑤ David Benoit



“you never love me the same way twice”






今回無事に処分を免れる事となったCDはデヴィッド・ベノワ。

数年前にネット購入して一度聴いたきりだったので当然裁判のテーブルに乗ったわけですが、
これがまた再聴して良かった!と言う結果に。

グルーヴ感のある音が好きなだけに、ベノワの清清しいピアノがいかにもスムース・ジャズ的で…みたいなところがあったのですが、一枚通して聴いてみるとこれは右から左に流れて行くだけの音ではないな、と。
彼の清廉なピアノは今の自分には合い始めて来たようです。耳も落ち着いて来たと言うことですかねぇ?

とにかく、アーノルド・マッカラーによるこのヴォーカル曲の良さに気付けただけでも収穫でした。出せば結構イイ値で売れそうですが引き続き手元に置いておきましょう。





dbenoit-digits.jpg David Benoit/digits (1983)





無罪判決④ STEELY DAN




“almost gothic”





まさか、スティーリー・ダンともあろう方々が処分品裁判にかかろうとは、なーんちゃってな立場にたたされたのはこの「two against nature」。2000年発売のアルバムだからこれでももう17年も経っているのね。速いもので。


やはり「Aja」を筆頭として数々の名盤を一度作り上げてしまったアーティストは、いくら才人と言えども再びその名盤を超える事は難しくまた、あえて超えようとはせず新たな道を進む事でアイデンティティを保ち続ける(ように思える)しかないのかな、とも考えてしまうところではあります。自分としては純粋にポップス/ロックであった初期の作品がアルバムごとに高みを目指し、センスと音楽構成力が頂点に達した「Aja」までの作品群がどうしても好きなんですね。久々のオリジナル・アルバムと言う事で購入したこの「two against nature」の音は紛れも無く彼らそのものだし非常に高いレヴェルで構築された音楽であることは認めつつも、頻繁に引っ張り出して聴き続けて行く事のできるアルバムかと言われればそうでもない。その理由は初期の頃のように素直に口ずさめるメロディーではなくなってしまっていたから。もう、(センスの良い)ポップではない。少しは原点回帰してくれても良いじゃないか、とのこちらの思いをあざ笑うかのように、すでにドナルド・フェイゲンが違うステージに立ってしまっていたと言う事なのでしょう。


でも、その後に気持ち良く彼らへのオマージュをアレンジに取り入れた冨田恵一と言う音楽家が現れ、今回聴き直してみてまさにここの時代も使ってたのだなぁ、と感心してしまったので処分見送りに決定。まぁ処分しようにも某所では100円以下で売られているわけでだったら持っていましょう、みたいなところなのですが。





sd-twoagainst.jpg STEELY DAN/two against nature (2000)





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